背式呼吸操体とは

『背式呼吸操体』とは操体法の優れた連動性に加えて、優れた身体能力を備えている人達が無意識に行っている呼吸法を組み合わせた理論です。

呼吸は1日に20000~25000回行われています。

そんな高頻度の呼吸自体に問題があった場合どうなるでしょうか? 



例えば肺は左右にありますが無意識にどちらかに依存しています。身体の前後で考えても特に前側(腹式)に依存している方が大半です。

その結果、身体の連動性は崩れていき、協調すべき場所が機能しないためにどこかに依存して 力任せの動作になってしまい身体が歪んでいきます。



本来、80~90歳まで使えたはずの身体が50~60歳であちらこちらに不具合が起こってしまう… 達人達は無意識に理解しています。

そんな感覚を磨くための基本法則です。